29球Agent

トマホーク ガンマンvs食人族の29球Agentのレビュー・感想・評価

3.5
我らが永遠のヒーローであるカート・ラッセルにウォーレン博士まで登場するに至っては、もう観るしかないでしょ。

見せ場の食人族の住まう領域までの弥次喜多珍道中が実は最も長いドラマパートで、S・クレイグ・ザラーらしい冗長な会話劇が延々描かれます。

そして、このドラマの重要な水先案内人が誰なのかがここではっきりします。
多分殆どの方がもっと短縮しろとクレームが入るくらい長いドラマが終わっても、胸のすくようなアクションは残念ながら起こりません。

ヒーローがいない、素人の飛び道具と圧倒的に不気味な食人族との、グロ少々と殺伐とした殺し合いだけ。

けど、真の喉笛や異様な獣の様な咆哮、勿論裂き裂き等、食人族の同じ人間とは思えない異形の者としての描き方は特筆すべきです。

極端に素っ気ないエンディングを迎えても、もうこのテイストに馴染んでるので文句も無し、そんな映画です。
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