チッコーネ

月曜日に乾杯!のチッコーネのレビュー・感想・評価

月曜日に乾杯!(2002年製作の映画)
3.5
監督の作品を観るのは初めてなのだが、ロシア出身ながらフランスに渡った経緯があるようで、ロメールあたりの作風が強く想起される。
前半ではフランス片田舎の日常風景を淡々と、後半は中年男の着のみ着のままの冒険がユーモラスに描かれていた。
「裡に無限の可能性を秘めたおじさんを、バカにする奴がバカなのよ」と言いたくなる清々しさ。