月曜日に乾杯!の作品情報・感想・評価

「月曜日に乾杯!」に投稿された感想・評価

Kibasyan

Kibasyanの感想・評価

3.9
絵本から出てきたようなシルエットのフランスの登場人物たち。その人達の日常を観ているだけで楽しい。ヴェニスに行かなくてもずっと観て入られたのになぁ〜。
so

soの感想・評価

3.5
オタール・イオセリアーニの映画は眠くなる。たぶん1本まるまるちゃんと目覚めた状態で観切ったことがない。それでも、何度も観てしまう。夢うつつ、とまではいかないが、ちょっとぼんやりした状態で流れるように観ても面白さが身体に残る映画ってあると思う。自分にとってオタール・イオセリアーニの映画はそんな映画だ。
少しの間日常から離れ非日常へ逃げ、時がきてまた日常に戻っていく。その手の映画は結構あると思うけど、オタール・イオセリアーニの場合には、そこに必要以上の感傷が伴っていないのが気持ちいい。本当にちょっと思いつきのままに旅に出て、帰ってくるだけ。予定調和的に、得るものも特にない話。
それでも主人公ヴァンサンの心に響くいくつかの出来事は起こるわけで、
「ここでのワインの飲み方は精神的ですばらしい!」なんて台詞が飛び出すんだけど、こういう何でもなさそうなところに感動するのが旅の本質というかリアルがある気がする。
終盤はうつらうつらして覚えていないけど、やっぱり良い映画。
どこか憂うつだけど、自分だけにしか体感できない少しの居場所。心が旅をしたくなる時、とても癒される映画だと思う。疲れた時にまた見たい。
ミク

ミクの感想・評価

4.0
決まり切った毎日のルーティン。中年夫妻の倦怠期、さらには子供達との時間を取ろうとするも「触らないで。」と言われる始末。長年過ごした家だが居心地の良い場所がなく、唯一の楽しみである絵を描く時間でさえもまともにゆっくり取れない。そんな彼が父の遺産を使い旅にでる。純粋に旅に出たくなるヴェニスの風景がただただ美しい。どこか無機質で冷たい印象を受けるフランスとは対照的に旅先で出会う人たちの愉快さや陽気さがワクワクさせてくれる。プっと笑える皮肉な人間描写がてんこもりで愛らしい。時には、家族にこそ自己中になって旅にでるのも素敵。
月曜日!

ジョージア出身の名匠オタール・イオセリアーニ監督が21世紀一発目の作品を発表し、
ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(監督賞)、国際批評家連盟賞を見事ダブル受賞した代表作『月曜日に乾杯!』

フランスの郊外で家族と暮らし、食傷気味の毎日を送る大黒柱ヴァンサン。
憂鬱な月曜日の出社中、突如踵を返して憧れのイタリア・ヴェニスに向かう…!

美しい水の都を堪能し、ボートで廻る小旅行は現実逃避にはもってこいのシチュエーション。
出会いやハプニング、歴史情緒ある街並みに歓迎され、充実した非日常を味わいながらも、
最終的には隣の芝生は青く見えていたと気づかされてゆきます。

一方で残された家族たちも、父親不在の非日常(?)をそれなりにそつなく過ごす生活力。

様々な人物が絶妙に交差し合い、大きな群像劇の中で日常に溢れる幸福感と喜劇性をイオセリアーニ節で描き出した秀逸なスケッチ集。

東欧ジョージアにルーツを持つジプシーの描写には、イオセリアーニ監督の望郷も垣間見えたり。

また新たな一週間を乗り切ってやるかと、明日の活力を見出だしてくれる人生讃歌の逸品です。
dodo

dodoの感想・評価

5.0
酒びたりで、旅をして陽気で変な友人ができたりする。
急に全部ほっぽりだしたくなる気持ちはわかる。
イオセリアーニの映画は、居心地がいい。
何故か、風景も人も前から知っている気がする。
どうしてだろう?
素敵な夢がみれそう。
kkcckkcc

kkcckkccの感想・評価

4.4
9割遊びでできてた
散らからないのがすごい。
タバコ 煙突
イオセリアーニの得意とする、交差する登場人物によってスイッチするカメラは、括られた町を多面的に映す。しかしそれがわかっていても、ハンググライダーからの帰途に就く父親の画には位置エネルギーありすぎて度肝を抜かれた。
ボビー

ボビーの感想・評価

4.0
知的で憂鬱で快楽的
物憂いフランスと陽気なイタリアの対比構造
しかしイタリアにも工業化の影

イタリアの風景が素敵やった
行きたいと思った

みんなタバコ吸い過ぎ

ロートレックの絵が随所で見えたのは何か意味があるんかな
いい映画だった
Zuidou

Zuidouの感想・評価

4.3
低声の人生賛歌。優しいタッチの絵画の中の、普通よりちょっと静かで、気持ち時間がゆっくり進む世界に迷い込んだような感覚。ヴェニスの用水路の水で絵筆を湿らせて絵ハガキを描く所とか、めちゃくちゃおしゃれなのに一貫してわざとおしゃれに見えないように描かれている気がした。父親の古い友人でかなりの金持ちな爺さんがピアノを弾けるフリをしていたのに、そんなに裕福でもない自分のとこの息子がちゃんとピアノっぽいやつ弾きこなしてたりするの、地味だけどグッとくる。
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