おぎゃあ

ニュルンベルク裁判 人民の裁きのおぎゃあのレビュー・感想・評価

3.0
ソ連が製作したニュルンベルグ裁判を扱ったプロパガンダ映画。
1946年製作となっているが、東西ドイツ分断の映像などがあることから、製作年には誤りがあるように思える(1946年以降に再編集したものかも)
被告人は
・ヘルマン・ゲーリング(ゲシュタポの創設者、国会議長、空軍司令官→国家元帥)
・ルドルフ・ヘス(ナチ党副総統、SS大将)
・ヨアヒム・フォン・リッベントロップ(外務大臣)
・ヴィルヘルム・カイテル(陸軍元帥)
・エルンスト・カルテンブルンナー(SS長官)
・カール・デーニッツ(海軍元帥→ヒトラー自殺後の大統領)
・アルフレート・ヨードル(国防軍最高司令部作戦部長、上級大将)
・バルドゥール・フォン・シーラッハ(ヒトラーユーゲント(子供団)の団長)
・アルベルト・シュペーア(軍需大臣、ヒトラーと親しかった人物で建築家)
・その他ナチス・ドイツ要人多数。

・ヒムラー、ゲッペルスら自殺した人物の映像もあり。
・死体映像多数。
・映画「ヒトラー ~最期の12日間~」に登場する人物たちもいますね。

・ユダヤ人に対するホロコーストはほとんど語られていない。
・カティンの森事件についての討議もあったはずだが、映画では当然事件については触れていない。

ヒトラーの映像はブツ切りだったり、ナレーションは敗戦国であるドイツを終始ボロクソに言っている。
プロパガンダもここまでくるとある意味面白い。
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