ニアリィ

呪いのフェイスブックのニアリィのレビュー・感想・評価

呪いのフェイスブック(2010年製作の映画)
1.0
たぶん初!インドネシアホラー!
どんな国でも、ある程度文化が進むと「文明の利器によって脅かされる&その根底には情念がある」的な、一定の形式に落ち着く不思議。
いや、監督さんがただそういう映画を観て感化されただけかもしれないけれど。
感化されるという事も興味深い。このテーマに何の感慨も無ければ映画にしようとは思わないはず。
環境が人を作り。文化を作り。フィードバックされ。また人を作る。人は同じ方向に流れるものなのかねぇ。
肝心の映画の中身はといえば。星の数でお察しの通り。
文化的背景の違いを考慮しても、やはり粗さが目立つし、先達の表層をなぞっただけの形骸化も感じる。
ホラー演出は古臭くて、笑ってしまう始末。
ホラーって、怖がらせるって難しいんだなと改めて思う。
そして、何と言ってもラスト。もう撮りたいホラー演出は撮ったし飽きたと言わんばかりの、適当さ。