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私を野球につれてってのメルのレビュー・感想・評価

私を野球につれてって(1949年製作の映画)
4.1
ジーン・ケリーとフランク・シナトラが共演したMGM全盛期のミュージカルコメディー。

♪♪ Take me out to the ball game ♪♪ のテーマ曲は有名。

内気で純情なデニス (シナトラ) と、女の子にモテたい陽気なエディー ( ケリー)。
2人は野球のスター選手でありながらシーズンオフには舞台でダンスショーをやっていた。

所属する野球チームに新オーナーがやって来たが、それは若くて美しい女性オーナーだった。
恋が芽生えそうな予感もありながら、スター選手を狙った野球賭博も絡んで…のお決まりのストーリー展開。

フランク・シナトラは「マイ・ウェイ」のヒットでも知られている大スターだが、ダンスも上手いエンターテイナー。
ジーン・ケリーとは3本の共演作があり、前作「踊る大ニューヨーク」はジーン・ケリー監督でヒットしたが、今作は日本未公開だった。

個人的にはシナトラの甘い歌声も良いし、エスター・ウィリアムも可愛いし…で大好きな作品。

野球好きの方は当時のユニフォームや埃の舞うグラウンドその他見所満載。
野球好きでなくても女優陣の衣装やデニスとエディーのオフの日の衣装などレトロ感を楽しめる。

全く頭を使わない底抜けのミュージカル。
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