jazzの部屋

カノンのjazzの部屋のレビュー・感想・評価

カノン(1998年製作の映画)
3.8
元馬肉屋の男は出所から新たなる生活を送るが上手くいかず怒りは加速していく。
”普遍的生活への不満”を背景に独りの男の独白から狂気へと向かっていく物語は秀一。
ストレートな結論と思わせつつ斜め上の結論に至るノエ監督はバケモノです。
残念ながらカルネは未鑑賞だが続編にあたる本作。
実はアレックスの冒頭のあの人が主役。
Loveの方はストレートな愛を提示したが本作のアンモラルな結論に痺れる。
最悪な選択肢の中から選んだ物は果たして最善なのでしょうか?
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