カノンの作品情報・感想・評価

「カノン」に投稿された感想・評価

衝撃的なのは間違いない。(文字の演出もよかった。)不穏でもグレーでも確実に娘への愛だった。
AM

AMの感想・評価

3.5
なに、なんかある種の固定概念が壊された瞬間と言うのかな。
そんな壁取っ払っちゃえよ。って言われてる感じ。
ぶっ壊してやるよそんなもん。バン!
銃口こちらに向けないで欲しい…すげえ怖い…
カメラワーク。バン!ズーム。バン!
行動心理学とか、行動分析学とか、行動経済学とか、なんかそういうものって役に立つのかな、と思う程人間の光と闇がチラチラチラ。
何というかトムヨークみたいな映画。
これは皆さん仰る通り、家に一本置いておきたいです。
iamnotsure

iamnotsureの感想・評価

3.4
中年のジジイがぐちぐちぐちぐちぐちぐちぐちぐち。。。

とにかく超うるさいのです!!

ブタヤローはテメーだとうっかり叫びたくなるぐらいうるさいのですw

が、観続けているとなんかどんどんかなしくなってきてブタヤロー哀愁(´;ω;`)
みたいな気持ちになってくるから不思議なものです

終盤あたり不穏な音がずっと流れてるところすき

「死は出口ではない。」


これは、お金がないときに見たらいけない映画だ。

ドストエフスキーの『罪と罰』的でもある。

おかね、ちゃんと稼ごう。
R

Rの感想・評価

4.5
前作にカルネという映画が存在するのだが、見てなくてもオープニングで高速おさらいしてくれので、それ何回か見たらだいたいどんなおかしな話か分かります。冒頭からかなりユニークな字幕の使い方に魅せられ、画面に映ってるものに関係あったりなかったりな肉屋のおっさんの心のつぶやきに一気に心奪われる。しかもベラベラベラベラずっと心で愚痴ってる笑 彼にはものすごデブな奥さんがいて、奥さんのお母さんと3人で、田舎町で暮らしてるんやけど、この老婆の臭さといったらハンパじゃない、けど、更にその上をいくこのデブの臭さ…みたいな周りの人たちの悪口と、自分の仕事がないこと、お金がないこと、人生が不自由であること、若い女とセックスできないこと、などなど世界のあらゆることに対してノンストップで毒を吐き続ける。表面上は無口で無表情。ところが、あまりに奥さんに無能をなじられるもんやから、ブチギレて、腹にいる子どもを力の限りドスンドスン殴りまくって、田舎の町を捨てパリに逃亡。しかし、パリではさらなる仕事のなさと赤貧に苦しみ、金も尽きていって、行き場がなくなり、次第に心の声が怒りと憎しみに支配され、精神がやばい状態になっていく。結局人間は、孤独に生き、孤独に老い、孤独に死んでいく、家族がいてもみんなほんとはひとり、友だちがいても、子どもがいても孤独、しかも人生は無意味なクソでしかなく、することといえばセックスして子孫を残すことだけ……てか何でオレはこんなヒドイ状態で暮らしてるんだ、オレをこんなヒドイ状態にしたヤツに復讐してやる、ピストルで殺してやる、ブーーーム! ブーーーム! みたいな。それが徐々にエスカレートし、最終的に怒りの叫びとなって、見てるこっちはひいいいいいって感じになる。ある時はその絶望が笑いを誘い、ある時は最高に陰鬱な気分にさせる。まさに全世界に裏切られた人生の地獄を、肉屋のおっさんの主観を通して描いてると言える。けど、世界に裏切られた原因は、本人は気づいてないけど、そのおっさんの中にしかないというのも見ててよくわかる。まーホントに、最初から最後まで負の感情で満ち満ちてて、希望や光が一瞬たりとてないとんでもない映画。ブン!ブン!みたいな変な効果音と共に時間スキップしたのかしてないのかよーわからん奇妙なカットが頻繁に入ったり、バキューーンって銃声と共にカメラが一気にズーーーン!!!とズームインしたり、視聴覚的を変に刺激してくる。時々出てくる字幕もものすご印象的。ATTENTION 劇場を出るならあと30秒、とカウントダウンが始まって、DANGERが画面いっぱいにチカチカして、こういうのは映画館の大画面でみたらさぞ最高だろうな、と。そっからもはやモラルも正義も何もない、あまりにも残酷で凄惨なシーンが待っています。興奮と混乱と狂気でわけわからなくなり、うわーー!うわーー!うわーー!うげーーー!ってなったあとで、一瞬えっ⁈ってなって、うおおおおおおお!!! おおおお……ってなってその直後に、え!えええええ!!! ってなって、終わります。お楽しみに。これで5回目見たんやけど、思ったのは、歳を重ねるごとに、このおっさんのリアリティがものすごく現実的に日本社会にも蔓延してるものに思えて、何とも言えない気持ちになってきます。何の愛も希望も潤いも意味もない人生に、どれほど多くの人が圧倒され、それを胸に秘めて無表情で生きてるか、考えるだけでクラクラくる。こうならない生き方を常に意識して追求してないとヤバいよね。けどカルマというのはどこまでもしつこいんだな。自分なりの発想のループという牢獄からなかなか抜け出せない。やから現実も変わらない。こえー。ちなみに前作カルネは本作の爆発的なダークさとは異なる陰湿なダークさを持った作品な記憶があって、見たいんやけど、どこにもレンタルしてない。見たい。
人間にはモラルがある。
人間にはモラルがあり、モラルの破壊がある。モラルの破壊への欲求がある。
バンッ!
s

sの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

おっさんの心の声がすごい。哀れな男だけど、最後はなんか良い感じ。
troy

troyの感想・評価

3.7
「親父の独白と効果音」
が印象的。陰鬱&陰鬱。
ギャスパーノエは本当にどうかしてる(褒めてる)
頽廃的で厭世的。夢や希望とか未来とか、そんな綺麗事に疲れたら、これを観てくたばれ
雪ん子

雪ん子の感想・評価

2.0
今までにない斬新な映画!みたいな事で雑誌で取り上げられていた記憶がある。セリフらしいセリフもなく、怖い絵本を見ている感じ。血なまぐさい感じはするけど、再見したいとは思わない。
元馬肉屋おっさんのぼやきが延々と続く映画。

ギャスパー・ノエの演出の面白さが際立つ。

生まれる時も、死ぬ時も孤独。
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