ひじき

カノンのひじきのレビュー・感想・評価

カノン(1998年製作の映画)
3.0
モラル=規範、倫理、道徳

現代のモラルへの不満を主人公がとにかく語りまくる
「俺は哀れなチンポだ」など強烈な言葉を残す

馬肉屋も娘も捨て、別所でやり直そうとするがうまくいかず、それらをモラルが原因と誤魔化し不満を言い続ける様子は滑稽
後の描写から娘も馬肉屋も捨てきれてないことが判明するのも彼の哀れさを強調している

短編『カルネ』の続編的内容ではあるが、冒頭6分で主人公のナレーションと共に『カルネ』の内容を語ってくれるので観ておく必要はあまりない
突然のズームアップ・ズームバックやSEなど演出面は同じ

アテンションがあるのは優しいのか優しくないのか分からないな
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