雲霧仁左衛門のchitchipapaのレビュー・感想・評価

江戸の大泥棒“雲霧仁左衛門”と火盗改めの捕物帖で2時間20分持つのかしらと思いましたが、その懸念は良い意味で外れて、随分と凝った脚本に唸らされました。
後半、尾張名古屋に舞台が移ってからの展開は予想もしない成り行きで、五社監督の気合いの入れようを感じます。
また懐かしい昭和の大スターや名脇役に数多く再会できたのも、嬉しかったです。
アメリカに西部劇(ガンファイト)あれば日本には時代劇(チャンバラ)ありですね。