このレビューはネタバレを含みます
二酸化炭素を題材にしたパニックもの。
低予算ゆえCGが弱点となるパニック映画において、CGを使わなくて良いテーマを見つけ出したことはお見事。
気体であれば人が倒れている描写だけで良いので、欠点を克服できます。
しかし、その長所が一向に活かされず…
わざわざ倒木をCGで描いてみたり、橋の落下をCG使ったり、脚本をもっと工夫できなかったのかという箇所が目立ちます。
アジア人ヒロインも企業側の立場からギャーギャー騒いで好感度がめちゃくちゃ低い。
というか明らかヒロインの器でない役者だと思いますね。
端役なら違和感ないのですが。
吹き替えで観たのですけど、低予算作品の救いとなる吹き替えも本作では足を引っ張るだけでした。
これなら字幕で観た方が良かった。
着眼点以外はおよそ良いところのない作品でした。