臭いものには蓋
Carbon dioxide Capture and Storage
恥ずかしながら二酸化炭素排出量を軽減する為実際に二酸化炭素貯留が苫小牧で行われているとは知らなかった。
恐らく地元では周知の事実だと思うが、これは一般的に知られている事実なのだろうか?
Global warming対策は新事業を数多く生むだろうが、これはshale oilの採掘技術転用らしいので、アメリカからの要請で押し切られた政府主導で行われているのかも知れない。
アメリカ東部なら地震の確率は低いが、火山列島であれば、それはとるべき施策と言えるのだろうか?
大気中のCo2濃度は0.04%程だが、それが濃縮され地下貯留しそれが漏れると他の気体に比べ比重が重いCo2は地表に滞留し、地上の生物に多大な影響が出る事は想定内であるべきだ。
そのリスクをとっても、新規事業の雇用機会や補助金の旨みを良しとしたのだろう。
その行政区の住民に是という判断がなされたなら、それは今のところ他者に非難されるものでもない。
知らなかった知識を与えてくれた事に感謝するし、着眼点は素晴らしい。
Co2がDisasterの元凶なら製作費も恐ろしく抑えられるだろう。
しかし映画としては、如何ともし難い。
酸素ボンベを背負ったハイキングにしか見えない。
画面上ゾンビや津波や隕石のような何も怖いものは可視化されないのだから、脚本を練り、それを表現出来る役者が必要だ。
技術者と企業側のカップルのラブシーンとか本当に必要?