連合赤軍の歴史がかなり忠実に描かれている。忠実がゆえに総括が生々しく、しかも尺としても全体の1/2近くあって、かなりきつい。画としてもグロいし、しかもスプラッタのようスカッとしたものでなく生身の人間のどろどろしたそれなので、人を相当選ぶ。映画館でも席を立ってしまう人がちらほらいた。
あと、連合赤軍の総括って「総括しろ」ばかり言う割に総括の方法とか全然示せてないし、それでも一所懸命やった人に「総括できてない」と後出し批判するし、「総括できた」成功例も出てこないし、ブラック企業のそれっぽいなと思った。