実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)の作品情報・感想・評価

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」に投稿された感想・評価

yoon

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2.6
まぁ、面白いと言えば面白いのだけど… とにかく各シーンが無駄に長いんだよね。滑り笑いだけのコントを3時間見せられた感じ?かな。
moe

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総括・自己批判という2単語に呪われそう
最初は再現ドラマみたいだなと思ってたのに中盤以降観入ってしまった
井浦新がいるのが面白い
前半は意図してか、再現VTRのような大根演技と安っぽい撮り方だったけど、山岳ベース事件から迫真に変わった。

森と永田は気にくわないことに妬み難癖をつけては、総括、総括、自己批判、自己批判。
若松監督は「無意味な方向に突っ走ってお前らアホか」と集団リンチを正当化する様子を滑稽に描きつつも、'60年代から'70年代当時の若者のエネルギッシュさには賛意を示しているように捉えられた。確かに、その熱意と行動力は少し羨ましくも思えた。

赤軍や革命左派のやり方を肯定するわけではないけど、今の学生が盛り上がるのなんて、渋谷のハロウィンかワールドカップの乱痴気騒ぎ程度しか思いつかない。
みんなが団結して命がけでするような何かが無いのは平和だからか、それとも空虚な時代なのか。

でもやっぱりどうしても、殆どの役者がすでに21世紀を生きている顔つきにしか見えない。
seina

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4.4
学生運動があったから今の政府は国民から本当の情報を遠ざけてるんじゃないかと思う。
共産主義化を目指し、権力への革命を掲げる連合赤軍の山岳ベース事件と浅間山荘事件について
最後の「勇気がなかったんだよ!」は物語的というか、納得いかない終わり方でした。
NOOO000ooo

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4.5
知ってる気になっていた昭和を揺るがした大事件、連合赤軍が起こした「あさま山荘事件」とそこに至るまでの「山岳ベース事件」を実録映画化した若松孝二監督作品。特にあさま山荘事件以上に世間に強烈な衝撃を与えたという同志12名を殺害したリンチ殺人「山岳ベース事件」に至る人間ドラマは不適切だがめちゃくちゃ面白く同時に死ぬほど胸クソ悪い。
取り返しのつかない過ちを犯した彼らだけど、彼らを一言「大悪党死ね」みたいに片付けることができるのだろうか。彼らの志した共産化という思想の是非はともかく、この国を憂い理想の名の下に懸命に生きた彼らの成れの果てが死刑で、ゆるく楽しく学生運動を消費した当時の若者はガチすぎた彼らをバッシングし、思想を持たない現代の若者が渋谷ハロウィンで軽トラをひっくり返すとしたら何が正義なのかわからないけど、少なくとも現代は当時の屍の上に築かれた平和だと言う日本史の重さを無視するわけにはいかない。そして若松孝二のメッセージをしっかりと受け留めなければならないと感じる。とりあえず、これは日本人として見るべき歴史だと思うし、是非あなたの感想が聞きたい。
やすい

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3.5
芸術から遠ざけようという意図があるのか知らないが、スナッフビデオに近い
みり

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3.6
秋の総括祭り...
壮絶すぎて目を伏せてしまうほどなのに、これが実話なんだってのに言葉が出ない、、
色々言いたいことがあるのにこの思いを総括することができません
あゆみ

あゆみの感想・評価

4.9
テアトル新宿での若松孝二監督の命日イベントにて初鑑賞。
自己批判、精神の共産主義化、総括。
たった46年前の日本で実際に起こった出来事という衝撃が凄まじく、一週間経っても、あの強烈な追体験を引きずり続けている。
国を良くしたい、平等な社会を作りたいという純粋な正義感、使命感。理想に燃えた若者たちの末路が、仲間同士のリンチ殺人なんて余りの惨さにやるせない。
宗教も政治的思想も自由であるべきだと今でも信じている。しかし、閉鎖的な環境で、先の見えない、勝ち目のない状況に追い込まれた集団心理の恐ろしさに対しては、常に自覚的でなければならないと強く思った。
あさま山荘事件が新左翼衰退の分岐点になったのも、自分の親世代が強固に保守的な理由もよくわかった。あの時代をリアルに生きていたら、社会主義が恐ろしくなるだろうし、公権力の監視!なんて言っていられまい。ある程度の国家権力は必要だ。(と思いながら、映画はやはり強力なプロパガンダだよなぁと自戒の念を込める)
上司曰く「学生運動の末路が内ゲバなんてえぐすぎるだろ?あの世代の敗北がガンダムなんだよ」とのこと。

上映後、配られたお酒で七回忌を迎える若松監督に献杯。トークイベントには、白石監督や井浦新、坂井真紀さんなど勢揃い。
「山岳ベースは異様な雰囲気で、雪山を走って逃げながら、ようやく銃を本来の敵に向けられる、と本当に不思議な、爽快な気分だった。明らかに表情が変化している」と井浦新。
「山岳ベースの撮影中は全員で合宿していたが、役に入り込んでいて会話がなかったり、幹部と新人とで完全に別れていた。ロビーには幹部たちが集まっていて怖かった」とタモト清嵐。
それを受けた井浦新が「ヒエラルキーのない平等な世界を目指した人たちの役なのにね」とコメントしたときだけ、重苦しい気分の中で唯一笑えたところだった。
自分の考えとは全く違うし、今の時代じゃ考えられないなと思う。
しかし、同じ時代に生きていたらどうなるのかは考えさせられた。
そして、自己批判、他人批判と総括。
なんだろうか、、新撰組だよな。

2018.10.17 テアトル新宿で、若松監督とゆかりある方たちの、「若松監督七回忌」挨拶で撮影当時の秘話など聞け、その中で井浦新さんが『演技でも小屋にいるのが辛すぎて、あさま山荘に行ったとき、ようやく撃てる、ようやく青春できると思った』という言葉が腑に落ちました。

2018年ハロウィン、若者の暴走は少し似ているのかもと思ったり。ただそこに何も信念はないけど。若者はいつの時代も心のどこかに抑えきれない熱量を持っている。
あきら

あきらの感想・評価

4.0
連合赤軍のことが至極簡潔にわかりやすく描かれてたと思う。

自己批判だの総括だの、結局正解なんて出るわけないし、そもそも正解を必要としてないただの言い掛かりみたいなものなのに、渦中にいると見えなくなるんだよな。
総括を強要する方だって、答えがないことわかってんでしょ?きっと。
真面目で純粋な人ほど狂いやすいというか、人を暴走させるのって集団心理と同調圧力、そして「正しいことをしている」っていう思い込みなんだろね。
テロリズムの根底にあるのは悪意ではなく義憤だっていうし。

勇気って、なんでしょうね。
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