実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)の作品情報・感想・評価

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」に投稿された感想・評価

革命家ごっこをこじらせた学生達の末路。
使い方も知らん権力に執着し、とっくに形骸化された『総括』という言葉の元に同志をなぶり殺しにする主導者。恐怖と後ろめたさで自ら思考することを放棄したメンバー。難しい言葉を使っているだけで言葉にも行動にもまったく中身がない。所詮有り余るエネルギーをどこか向けたかった若輩者のごっこ遊び。結果的にただのテロリストだし、死んだ者は犬死にだし、世の中なんて一ミリも変えられてない。
親に高い学費出してもらってる学生の分際でなにやってんだよ。勉強しろ。

山岳ベース事件はこれでもかなりマイルドに作られてる。実際はこの何倍も残酷。ナレーションをいれた淡々とした表現は逆にリアリティーがでて良い。
長いし、映画作品としての完成度はイマイチだけど教材としては興味深い作品。
Mipoo

Mipooの感想・評価

3.0
これ見よがしに勘所として提示されるポイントの陳腐さが総じて、現実に振るわれた暴力の惨さとそこに彼らを仕向けた抑圧構造の強固な悍ましさ(それは日本社会に生きてる以上決して一部の極端なカルト集団によって行われた過去の問題、即ち他人事として切断処理し切れない筈)の矮小化に働いてしまっていると感じた。上記の理由でゲンナリはさせられながらも下衆な興味本位で長尺を息切れせずに観ていられる、史料映像を用いた歴史の要約部分、原田芳雄による淡々過ぎず熱も籠り過ぎない絶妙な湯加減のナレーション、の3点は良し。
0769

0769の感想・評価

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連合赤軍と山岳ベース事件からのあさま山荘事件の概要を調べて読んだので締めくくりに観た。
最後の元久のセリフはフィクションで2番目の兄がとても非難しているのでそれは置いておくとして、こういう事があった、という記録としてはいい映画だと思う。
年功序列と同調圧力によって被害者はなんの抵抗もできないのはあの時代と日本人らしさがなせる技な気がする。
どう考えても言っている事がおかしいし、同志達の間にも「総括とはなんだ」と思っている人たちも居るが、それに太刀打ちできるだけの論理がない、という理由でなすすべないというのは学歴故の真面目さなのだろうか。
どちらにせよ左右極端に振り分けられた思想はほぼカルト、という事がよくわかる。
面白いテーマなんだけど長いし映画として上手くはないからほーんってかんじで終わっちゃうんだな
50年ほど前の日本では、10代〜20代の若い人たちが国の体制を変えるために激しい活動に勤しんでいた。いまの日本では考えられないけど、当時の学生間では政治について難しく激論したりするのがステータスだったのかな。その中にはファッション左翼的な人たちもいて、なぜか山岳ベースにまで同行してしまい、山で化粧していることや下山ついでにひとっ風呂浴びたことを永田さんに責められ「総括しなさいよ!」と言われてしまう。
もう総括ってなんなのか、ただもうお前死ねよっていうのを体よく言い換えてるだけの状態になってるんだけど、井浦新演じる坂口だけはまともな人に思えたのに、そんな彼があさま山荘事件では主犯格になってしまう。

こんなことが50年前の日本で起きたのだなぁ。坂井真紀が衝撃だった。
アキラ

アキラの感想・評価

4.5
※グロテスクなものが弱い人は見ない方が良いです

自分のようなミレニアム世代で日本国に生きる人たち皆にできれば一度は見て欲しい作品。今の日本からは全く想像がつかないけれど、こういうことがつい50年前にはあったという事実が知れる。感情が揺さぶられました。
scarface

scarfaceの感想・評価

3.9
これは凄まじい。。丁寧に実録風にナレーションや実際の映像を織り交ぜ、なぜ学生たちがそうしたのかを追っていくのにとても感心。
なんでもかんでもあいつが悪い、こいつが悪いって言うのは簡単なんだよな。
kaz

kazの感想・評価

3.5
観た後 しばらく鬱になりました。人間の弱さと怖さが妙にリアルだった。
ヒロ

ヒロの感想・評価

2.3
テレビの2時間ドラマのノリ

リンチが見所の映画
私刑!
孤独死

孤独死の感想・評価

4.0
「今まで男に媚びてきた顔がどうなってるか確認してみなさいよ」って言葉は自分の経験と重ね合わせて辛かった
自分自身に総括なんて普通じゃ出来るわけない……
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