実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)の作品情報・感想・評価

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」に投稿された感想・評価

たえこ

たえこの感想・評価

2.3
これ、光の雨とごっちゃになるわ。
それとツィッター映画アカ始めました。そちらでも、よろしく!
kouta

koutaの感想・評価

3.7
有名な浅間山荘事件といってもなんとなくしか知りませんでした。それまでの過程がこんなにも過激だったとは、、
見ていて気持ちのいい場面は一つもありません、社会勉強のつもりで。
タモト清嵐さんの演技がに心が惹きつけられました。
皮肉と言っていいのか、共産主義革命を目指した学生たちの理想の残滓は「総括」という名のもとに行われた内輪での凄惨なリンチだった。信念を伴わない空疎な言葉のひとり歩きが人から人間性を奪っていく過程が、思わず目を瞑り、吐き気がするほど生々しい。
良い映画だけど、ただ正直見るのはめちゃくちゃしんどい
二度と見たくない。
具合悪くなった……
一回で強すぎるくらいのインパクト。
最後の勇気がなかったんだよっていう台詞で涙がーっと出た。
難解。狂気っぷり凄い。学生運動複雑すぎて疲れる。
のん

のんの感想・評価

3.2

あさま山荘事件そのものより、そこに至る過程での「リンチ事件」を知りたかったので鑑賞。

オウム真理教事件の時に、連合赤軍のことがよく取り上げられていたのを覚えていたので、概要は知っていたのだけれど、映画で観れて良かった。

リンチ事件に限って言えば、彼らの幼稚さに唖然とするばかり。
異常な状況下とは言え、彼らの志が一向に外に向かわず仲間内に敵を仕立て上げ革命気分に浸ってるその幼児性。

恐ろしい。
って、外野だから言えるのかと考えるとまた更に恐ろしい。
水曜日

水曜日の感想・評価

3.3
革命をめざす学生グループが、山岳基地に籠るうちに疑心暗鬼となり「総括」と呼ばれる仲間殺しを行う実際の事件。あさま山荘での人質事件も描く大作

残酷に冷酷に描いてあることは申し分ないし、実際の事件と同じ状況に俳優を置いて狂気のメカニズムを描こうとしているのは、流石だと思う。

若松監督はあくまで当事者の中にカメラを置いて撮っている感じで、この若者の処断は観客に委ねられている。単なる「こいつら悪やで…」という語り口とは違うので、妙な好奇心を刺激される。

ちょっと長いしグロなシーンも多いが、じっくり考えながら観るDVDがオススメ。

このレビューはネタバレを含みます

 タイトルに実録とついている通り、60年代の安保闘争から連合赤軍結成から山岳ベース事件、あさま山荘事件に至るまでを描いた作品で、当時の時代背景や熱気に圧倒される3時間でした。

 大変な力作で相当調べたんだろうな、というのが伝わってくる内容でしたが。ドキュメンタリーとしては面白く見ることはできましたが、劇映画としてはどうなんだろう? と思ってもしまいました。リンチで次から次に殺されていくのは見てるのが辛いですが、殺されていく人たちがしだいにダイジェストみたいに描かれてしまっているようで残念でした。
 冒頭からしばらく連合赤軍の軌跡を延々と紹介されますが、正直、当時を知らないと誰が何のために何をしているのかが伝わってこなかったです。

 リーダーである森や永田の独裁的で横暴にしか見えずどこかで読んだか聞いたかであろう難しい言葉を並べてそれに酔っているにしか見えない姿は恐ろしいです。そしてそれに従ってしまう人たち。結局のところ中学生のいじめみたいなことでリンチをやっているのが何も言えないです。

 中盤の山岳ベース事件は興味深く見れましたが、あさま山荘事件になると低予算の宿命か銃撃戦がまるで迫力がなくて残念でした。そして「俺たちには勇気がなかったんだ!」と少年が叫びますが、映画全体を見て勇気がない描写なんてあったのかな? と疑問でした。当時を知らない僕からしたら、ただのカルト教団のような人たちにしか見えなかったです。

 とはいえ、仲間であるはずの人たちからわけのわからない言いがかりをつけられて殺されていくのはホラー映画のようでした。
Ayane

Ayaneの感想・評価

-
同じ学生として同じ日本人として過去の日本に起こったこの事件は知っておくべきだなあと思う。

特に学生の民主主義に対する無責任さが問われる今、この作品は日本の民主主義がどのようにあるべきかを考える指標の一つにもなるかなと思った。
馮美梅

馮美梅の感想・評価

5.0
上映時間3時間少しの作品ですからね。
今まで連合赤軍の作品と言えば「突入せよ!あさま山荘事件」や「光の雨」などを見たけれど、いずれもある時期の、ある一部分(浅間山荘事件を警察側から描いた作品や連合赤軍の総括に関することに焦点を置いた作品)を切り取っただけの作品でしたが、今回はどういう形で学生たちが学生闘争をはじめて、その後の連合赤軍が形成されて、浅間山荘事件までに至ったのかということが描かれています。

人にすすめるかどうか?と聞かれたら戸惑いますね。
全く楽しくもないし、面白くもないし、でも見る価値はあるのではないかと思います。

それは日本のある時期に起きた事実であり、それは一体何だったんだろうという事を、年齢や性別問わず、見る者に投げかけられているようだから。だから面白くなくても、やはり多くの人たちに見てほしい作品ではあります。(実際若い女性と中高齢の男性が多かったですね)
気持ちよくないからこそ、見てみるべきとも言えるのかもしれませんが…。

もし、この映画を一言で言うならば…「無」
結局、彼らのしたかった事は何だったんだろう?

総括って一体何だ?
自己批判をしたからどうだっていうのだろう?

こういうのって、人材セミナーとか、労働組合活動などで良くやっているけれど、それをしたからと言って一体どうなるというのだろう?

劇中で何度も「総括しろ!」「お前は全く分かってない(総括の意味が)」っていうお前たちこそ、どうなんだよ!と突っ込みを入れたくなった。

遠山美枝子が何度も何度も「何を総括していいのかわからない」って、それを「わかってないなぁ~」と言ってる森や永田が本当に、その意味を理解していたのかどうかなんて、誰もわからないわけで…。
ある意味、遠山さんは儚げだったとしても、勇気があったのではないだろうか、少なくとも、森や永田よりもはるかに…だから最期が哀し過ぎますね。

自分の弱さを見られたくないから、自分にとって都合の悪い人間たちを「総括」「自己批判」という名のもとに、暴力をしていいなんてことは絶対ないし、その時点で、すでに彼らは敗北者なのだということを、まざまざと見せつけられた。(まるで現代のいじめと同じです)

浅間山荘で最後に「勇気がなかったんだよ!」でもだからこそ、あの場所で管理人の奥さんは助かったんだろうなって。(もし他のメンバーだったら管理人の奥さんは殺されていたかもしれないし)

映画を見たからと言って、連合赤軍の事が理解できたわけでもないし、どうしてあんな風になってしまったのか、見た後の今でもわからない。

でもこういう時代があったこと、こういう人たちがいたということは、わかったし、今と違う閉そく感を感じながらも、今にないい自由もあったんじゃないかなと…。
>|