実録・連合赤軍 あさま山荘への道程（みち）のhashimotoyutaのレビュー・感想・評価

突撃せよの方の映画を受けて、赤軍側の話が描かれてないと思って作った映画と聞いて観たが、突撃せとよは全然違うおもしろさがあった。フィクションみたいなぶっ飛んだ集団だけど、人間は極めて生々しい。日本赤軍みたいな、ある意味宗教過激派組織みたいな集団がどうやって狂ってくのか、中の人がどうやって凶行に突き進んでいくのかがリアルに伝わった。残酷シーンも、シュールなシーンも、人がそうなってくさまが身近な感覚で伝わった。頭がいい人、まともな人がどうやって凶悪犯罪に突き進むようになるのか、リアルに感じられた。