何でか分からないけど連合赤軍の活動については興味があって、山本直樹のレッドっちゅう漫画を皮切りにウィキなんかで概略を追っかけたりしているのね。
愚かな集団心理、信仰なんかが琴線を妙にくすぐるんだろう。人間の愚かさ、愚かというと失礼かもしれないけど、信仰性のベクトルを間違うとこうなっちゃうよー、っていう反面教師的な面白さがある。
現代の日本でこんなに強烈な思想がないんじゃないかってところで憧れみたいなものもありそうだけど、いやいや不正解でしょってところでは理性ちゃんとありますよ。
ドキュメンタリー的側面があって最初は少し退屈だなー、って思うところもあるけれども、1時間を超えた辺りから目が離せなくなった。
高い頭脳を持った集団が方向性を見誤ると馬鹿になる、正に紙一重の事例かと思う。某宗教も然り。で、小難しい言葉並べて結局何がしたかったの?とは思っちゃう。
史料的にも近代日本でこんな物騒な事があったのだ!こんな事しちゃいかん!というトラウマを子供に植え付けるのにもおススメですよー。なんて。