「これは映画だ」と割り切れる構成がすごい。
スピルバーグの「シンドラーのリスト」を否定するわけではないがあれって『フィクションとノンフィクションの境界線』が非常に曖昧なんですよね。まあだから現実味が増すんですが、
この映画も同様にナチスやユダヤ人というシビアなテーマを映画化しているのに、「これはフィクション。映画だ!!」と言い切れる作品でした。
まぁ、
こりゃすごかった!!!
150分間全身の力が抜けず、観終わったら呼吸のリズムを乱してしまった、。
(↑もしかしたら、こういう映画むいてないのかな? )
そしてアクションはグロくて、体に力が入るのはもちろん。
これはタランティーノ映画なので、会話や展開も終始肩の力が抜けない。
なんというのか、
本当に疲労感と乱れた呼吸、これが残っています。
でもめちゃめちゃ面白かった。
リラックスできる映画、
なんかありますかね?