あらすじ↓
名ヴァイオリニスト、ホルガー・ブランドは紐育の演奏会を終えて伴奏者のトマスとマネージャーを連れ、妻と娘のアン・マリーの待つ故郷に向かう。トマスは後進の指導に専念しようとしたが彼の元に教えを乞う女流ピアニスト、アニタは偶然にもアン・マリーにピアノを教えていた人だった。
感想↓
2023年 121本目の映画。
アニタのホルガーを愛しているんだけど、その人には妻と娘がいるんだということでの葛藤が見えて良かった。街を歩いている時も常に周りを気にしていて、そういったドキドキもあって面白い。
カサブランカで初めて観て今作で2作目となるイングリッド・バーグマン出演の映画だが、白黒映画なのにバーグマンが映っているシーンは色があるように見えてくる。そのくらい美しい顔。
不倫というものをテーマにしている映画はあまり観ないのだが、今作はとても面白かった。みんなの評価が結構低いのが悲しいが、自分は楽しめたので良かった。1時間10分という短時間で観られるところも良い。