台詞を発する前に必ず深く息を吸うバーグマン独特の癖が、無垢にその高揚をより自然なものと感じさせる
つまり台詞より先にカメラが胸部が動く瞬間を捉えると、恋心の芽生えを身体的に感じ取られ、真実が映し出さ…
セルズニックの熱烈なオファーによってスウェーデンから招かれた、イングリッド・バーグマンのハリウッドデビュー作。
オープニングクレジットのキャストパートで、and introducing(そしてご紹介…
36年スウェーで映画「間奏曲」のハリウッドリメイク。36年版の脚本を流用、主演のバーグマンをハリウッド版にも起用、バーグマンのアメリカ映画出演第1作目となった。なお、567年、ダグラス・サーク「間奏…
>>続きを読むピアノの先生として出入りしていた家の主ホルガーと、音楽で通じ合って"しまう"アニタ。二人は逃避行のように全てを捨てて、幸せを手に入れる。しかしその幸せは二人にとって現実味のあるものではなく、どこか後…
>>続きを読むいったいこの邦題タイトルはいくつあるのか。先日間違えて観た作品のほうが良かったというねーまったく。バーでの密会のシーンなどモノクロならではの陰影も効果的で、20代半ばバーグマンさんの美しさを際立たせ…
>>続きを読むモノクロの美学が詰まった映画という所感。女性の撮り方が、本当に素晴らしい。切ないシーンでは人物の姿が見えないほど大胆に影を作るのも、あざとさなど一切なく、ただただ芸術的で震えた。セット撮影でありなが…
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