この映画を見て一番に思うのは勿体ないだ。
多数のコメディアンを用意したのに、家族という足かせが笑いにブレーキを掛けてしまっている。
バスケットの恩師の葬式に集まった幼馴染の5人。
それぞれ家族を持ったり、恋人を持ったりなど流れを実感する。
そこで5人とその家族は、別荘で休暇を楽しむことに。
アダム・サンドラーにクリス・ロックやロブ・シュナイダーなど、内輪仲間で作ったコメディだが、もっとバカ騒ぎを期待していた。
家族といる時はちっとも面白くないのに、5人だけで遊んでいると笑える。
弓矢の件なんて実に面白いのに。
5人よりもスティーブ・ブシェーミの方が笑えるのも問題だ。
いっそのこと5人とも独身にして、一夜のアバンチュールみたいな設定ならもっと笑えたのは明らか。つくづく勿体ない。