リョウ

キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!のリョウのレビュー・感想・評価

2.6
なんってくだらなそうな映画だと思いきや意外に楽しめた。
「大統領の陰謀」のコメディみたいな映画。あっちではロバートレッドフォード演じていた記者がこっちではウィルフェレル、しかもメッチャ若くて細い!ダスティんホフマンの記者はやけに小さい変人役になっている。
でも主人公はキルスティンダンストとミシェルウィリアムズの女子高生2人。
キルスティンはいつも通りの頭カラッポだけど笑顔と元気溢れる女子高生。この時のキルスティンは本当にこういう役が似合ってる。
対するミシェル、最初ヘンテコな髪型に変なメガネをかけていて全然ミシェルに見えなかった。頭がいいけど奥手で恋に恋してる地味な女子高生。途中からコンタクトに変えてようやくミシェルだと認識できるけどメッチャ芋臭かった(笑)
しかしまさかこんなJKやってるミシェルを見る日が来るとは思わなかった。
しかも今回恋した相手がニクソン大統領だから大変だ!
が、その恋があることをきっかけに憎しみに変わった時、恋する乙女は豹変する。
これまでにウォーターゲート事件を扱った映画ってたくさんあるけどこんなバカバカしい描き方をした映画は初めてだった。不思議とウォーターゲート事件の映画ってそれぞれリンクしあって新しい発見があるから面白い。
そして1番のサプライズは急遽やってきた。
な、な、な、なんとライアンレイノルズがまさかの出演!!
多分この頃は全く売れてなかったんだろう、スーパーちょい役。これぞモブキャラ。
キルスティンとミシェルが親友役を演じていたことが未だに信じられん。当時2人は撮影中どんな会話をしていたのだろう。。。
リョウ

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