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情事 セカンド・ラブの映画みますのレビュー・感想・評価

情事 セカンド・ラブ(2007年製作の映画)
2.2
韓国系米国人エリート弁護士の夫を持つソフィー(ヴェラ・ファーミガ)
周囲から何不自由ない暮らしに見える2人には たった一つ足りないものがある。

不妊治療で診察を終えた医師から夫アンドリュー(デヴィット・マクイニス)に問題があり妊娠の難しさを伝えられる。動揺を隠せないソフィは他人の精子で受精出来ないものかと訴えるが夫の承諾が必要だと断られる。

そんな時、待合室でアジア系の男を見かける。
男は受付でキム・ジハ(ハ・ジョンウ)と名乗り精子を売りに来たのだが不法滞在者だと分かり断られる。
訳の分からない衝動に駆られ彼の後を追うソフィー。
どうやら彼はチャイナタウンのクリーニング店に務めてるらしい。

そんなある日、弁護士会パーティから戻ったアンドリューが自殺を図る。
すんでのところでソフィーが病院に運び 事なきを得るが、夫はもぬけの殻のようになってしまった。

夫アンドリューに子供を抱かせてやれば
彼は元に戻りまた幸せな日々が戻ってくる!!
そう考えたソフィー、気がつけばジハが働く店にアンドリューの上着を持ち込み運良くジハのアパートを突き止める。

数日後、ソフィーはジハのアパートの前で彼を待ち、彼が思いも寄らない提案を持ちかける。

「寝てくれる度に300$
妊娠したら3万$支払うわ」

愛のない行為が淡々と始まり終わる。

しかしある日をきっかけに少しづつ距離を
縮める2人。

隠していた名前を名乗る。
食事を共にする。
手を繋ぐ。
キスをする。
求め合う。

ただの行為から「情事」へと変わりつつある事にお互い気づき始めたのだった。

そして、ソフィーは妊娠した.........。

※夫アンドリューとやり直したい気持ちも
子供が欲しい気持ちも分からんではないが
それでもソフィーの常軌を逸した行動には到底 賛同出来ない。
夫と血の繋がりのない子供を抱かせて罪の意識は感じないのだろうか???
それほどソフィーもまた精神を病んでいたのだろうか。
夫アンドリューの嫉妬に駆られた行動も恐ろしく 1歩間違えればサスペンスものになるとこだった。
観客まかせのラストが鼻につく😅
ソフィー役、どっかで見た女優さんだと思ってたら「死霊館」のロレイン役の人だった。髪型ひとつでここまで違うってぶっ飛びwww