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宮廷画家ゴヤは見たのwantaroのレビュー・感想・評価

宮廷画家ゴヤは見た(2006年製作の映画)
4.0
ゴヤをあんまり知らなかったので見てみようかなーと思ったら…
いわゆる「画家密着映画」ではなく、ゴヤの紹介をしつつ、ゴヤの目で見た18世紀スペインの宗教と歴史の惨劇映画だった!
キャストを見てびっくり。ハビエルバルデムにナタリーポートマン?!これはすごそう。→やっぱりすごい。
ハビエルバルデムの怪演力はいつにも増して釘付け級。ナタリーポートマンも一人二役をしつつ、全裸になるわ、醜女にもなるわ、女優魂感じました。後姿や目の表情の演技は、自我をかなぐり捨てないとできないよね。この2人、完全に役になりきってた!
ゴヤはゴヤで地味ながら存在感があり、バランスが良かった。
ラストシーンのやるせなさはすごいけど、素晴らしかった。音楽も良かった。

もっと評価されていいと思う!
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