ごはんちゃん

宮廷画家ゴヤは見たのごはんちゃんのレビュー・感想・評価

宮廷画家ゴヤは見た(2006年製作の映画)
3.0
ひょんなきっかけで鑑賞。
ゴヤの時代背景をざっくり知れて良かったのと、こわかった印象…残虐な拷問シーンでは無いが全裸で後ろ手に吊るされる乙女はか弱さしかない、、若い女の服だけ剥ぎ取る所に男の欲望が出てる。
そういう所にエロスは無きにしもあらずだが…

イネスパパの反撃にはスッキリ。目には目を、歯には歯を…何はともあれ今の時代に生まれて良かったとつくづく思う。
牢から出たイネスは別人で特殊メイク?が凄く自然に見えて良かった。一人二役してたナタリー・ポートマンの演技がうまい。

ゴヤの作品(宮廷絵画や依頼以外)には、やるせなさと怒りに満ちた画面が多いように思うのはこういう時代背景があったからか…無学で恥ずかしい。

エンディングロールに出てきた将軍の絵をロンドンナショナルギャラリー展で見たが素晴らしかった。