ゆず

季節の中でのゆずのネタバレレビュー・内容・結末

季節の中で(1999年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

蓮の花売りの少女とその雇い主、娼婦に惚れるシクロ乗り、タバコとガムを売 り歩く路上暮らしの少年、ベトナム戦争中に知り合った女性との間に生まれた娘を探す元米兵。だいたいこの4つの話が同時進行する群像劇。

ラストの映像が綺麗だけどパッケージでネタバレしてたきがする。ベトナムの風景を見るには良い映画だと思われる。バイク多すぎ。雨降り過ぎ!

シクロ乗り仲間が言ってた「5つ星ホテルがなんだ、俺の家なんて1000星だぞ 」「あれのどこがだよ」「屋根がないから1000個の星が見えるぜ!」みたいな台詞と、娼婦がいってた「あの中はまるで別世界よ。人種が違う。話し方や歩き方も。太陽に祝福された人たちなの。私達は影の住人で、新しいホテルが建つたび影が広がっていくんだわ」みたいな台詞がとても印象的だった。

それにしてもスプーンで背中に痕つけてたのは何だったんだろう?あそこだけさっぱり意味がわからない。

ベトナム映画ではなく「ベトナム出身のアメリカ人監督がベトナムでベトナム 人俳優揃えてとったアメリカ映画」であるらしい。ややこしい。唯一出てきた アメリカ人はMrホワイトことハーヴェイカイテルのみ。ピアノレッスンもレザ ボアドッグスもメインキャストなのに名脇役って印象が強い。不思議。
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