DVDにて字幕鑑賞。TSUTAYA宅配レンタル。
あらすじはジャワ海で海難事故に遭い、生き残り達と争い生存者一人となってしまったエドワード・ダグラス。
漂流していたところ貨物船の乗り合わせていた獣医モンゴメリーに助けてもらい、流れ着いた所はモロー博士が完璧な人間を作り上げる為に獣人達を作っていた島であった…というもの。
H.G.ウェルズ原作、ジョン・フランケンハイマー監督による人間に勝手に作られた者達の存在意義、哀しみを描いた硬派なドラマ重視な作品。
怪しい謎の男にヴァル・キルマー
白塗りでまんまカーツ大佐みたいな雰囲気のモロー博士役にマーロン・ブランド
バケツみたいなのを被っているシーンには笑った
獣人役にロン・パールマン、マーク・ダカスコス
アバンタイトルは雰囲気作りとして、獣人?の目、牙のアップと微生物の羅列とテンションは上がる。
『猿の惑星』みたいなメイクの獣人は猪、豹、犬等様々な種類あり、ちびっ子含めてアナログな作りは良い。
島の生活、獣人達とモロー博士、モンゴメリー、獣人へと変わりゆくアイッサ達と関わる事で苦悩していくエドワード
と同時にモロー博士が律した掟
次第に不信感を募らせるある者が反逆の狼煙を上げる…
結局は内輪揉め。
モンゴメリーは獣人達に襲われて死んだモロー博士の真似事をやるし、主人公は状況を掻き乱す様な事も特に何か行動する事なく終わり、全体的に物足りない出来。
ラストは大爆発あり
社会派メッセージで締め。
