D.N.A.の作品情報・感想・評価

「D.N.A.」に投稿された感想・評価

雑種

雑種の感想・評価

3.5
どうしよう、色んなカオス映画を観たことがあるけどこれはもうカオスとゆうより事故物件。1ミクロンも可愛くないチューバッカと邪悪なニャンちゅうみたいな生き物がたくさん出てきて泣きそうになってしまった。マーロン・小梅太夫・ブランドにも泣きそうになったし、ヴァルキルマーはシューリスさまにドラッグ盛ったりうさぎにちゅってさせたあと目の前で無惨に殺したり、推しが残虐な目に合うの性癖だから冒頭こそありがとうと思ったけど、花を耳にかける仕草がしぬほど似合わなくてやっぱ泣きそうになってしまった。

マーロンブランドとヴァルキルマーは撮影現場で傍若無人の限りを尽くしていたそうだけど絶対シューリスさまめちゃくちゃ被害にあってるじゃん?その割には最後までちゃんと演じきってて偉かったねえ…って想像して泣いた(?)そもそもなんでこの役にシューリスさまがキャスティングされたのか理解に苦しむんだけど、多分「手が綺麗」とゆうただそれだけで白羽の矢が当たってしまったんでしょう。捕らえられた時に「ナンバーワンは誰だ?」って言ってる時のシューリスさまはめっちゃ色っぽかったけど…
osaka

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3.4
デビッドシューリスのことを指の本数で呼んでいたのが良い。マークダコスカスが猿人役でいたらしい。あの豹人間。

なんだったんだこの映画は。最後露骨な社会批判が入る。キャストもスタッフも意外と豪華だけど、なんだかなあという映画。

一応サメとか出してるんだけど(OPにちょこっとだけ)、こういう出し方って死霊のえじきのロメロっぽくて意外とフランケンハイマー通じ合うところあったりするのかなー。

人とサルとが地続きであること、その境界が曖昧であることに恐怖があるのだと思うのだが、この映画ではそこまでいってない。明確な線引きがある。
デヴィッドシューリスって手が綺麗なんだけど劇中で手が綺麗って褒められてて笑った
◎曰く付きの作品であるけれど、なかなか凄いです。後半になるほど収拾がつかなくなりカオスになるという。

◎白塗りのマーロンブランド、晩年は芳しくないですよね。「欲望という名の電車」での色気、「ゴッドファーザー」での威厳は何処へ。

◎一番カオスだったのはヴァルキルマー、相当病んでたのかな。

◎事実上の主人公ことダグラス(デビッドシューリス)が一番腑に落ちない。最後まで生き残って島を出ていくのに、獣にされた女は助けられない。獣を一匹も殺していない。事件は何も解決していない。結局この人何もしていない。終始ラリってるようにも見える。

◎只、人間社会の階級制度、奴隷制度といった欧米の黒歴史を揶揄してるようにも見える。
1996年、H・G・ウェルズの小説「モロー博士の島」を映画化した作品
大御所マーロン・ブランドが第17回ラジー賞最低助演男優賞を受賞した名作
因みに同じ賞にヴァル・キルマーもノミネートされてましたが受賞ならず…残念!

公開当時は制作裏話やキャストの行いなど悪評ばかりが先行していて、作品自体の評価がどうだったのか、自分も観たはずなのに余り覚えてませんでしたが…
やっぱりB級でしたね💦
テーマ自体が獣と人間のハイブリッドですから、Aクラスに持っていくには大変なセンスと技が必要だとは思います
今の時代、家で映画鑑賞目的なら結構特撮・特殊メイクも凝っているので、それなりに楽しいかもしれません

終盤のV・キルマーの迷演技は…ラジー賞はこっちでしょ?!
mugcup

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4.0

なかなか面白かった。
マッドサイエンティストもの好きなんだな、私。

「神の領域」に踏み込むものは
いつか、報いを受ける。

制御チップを埋め込んでる時点で
ただの支配でしかないもんね。

でもこの映画、他の方のレビューに書いてある
撮影現場の混乱、裏話がとっても面白くて!笑
この現場のドキュメンタリーが出てるらしいけど、日本語字幕がないみたいで残念。
絶対面白いでしょ 笑
観たいなぁ~!
悪名高き失敗作として知られているが、B級映画だったらさほど問題ない程度のクオリティではある。
ヴァル・キルマーのマーロン・ブランドのものまねはさすがにいただけないが。
ジョン・フランケンハイマー監督作。
マーロン・ブランド、デビッド・シューリス、ヴァル・キルマー共演のマッドサイエンティスト物。
海で遭難した青年が辿り着いた島。
そこではマッドなサイエンティストが完璧な人間を創るために獣に人間の遺伝子を組み込む実験を繰り返していた。

公開当時としてはクオリティ高めの特殊効果やメイクアップ技術も今観ると結構残念な仕上がり。
冒頭から人間の獣性を見せつけ、わかり易いメッセージを盛り込んでいるがラストではナレーションでそれを更に説明しようとする。
登場人物の行動も馬鹿馬鹿しくてある意味コメディとしては楽しめるかも。
m

mの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マーロンブランドなんでもやるんか笑笑
白塗り不気味でよかった。なんか研究者といいつつ宗教み感じた。
ネズミいっぱいでてくるとことか、雑では?と思ったシーンもまああったけど、基本獣たちはリアルでよかった。

ホラーっていうから身構えて見てて一番最初に部屋閉じ込められたとこでモンゴメリ?が隙間から目だけ出したとこが怖かった笑
でも別にホラー要素全然なく、普通に動物を人にしたり彼らを統制して操作したりしてるやばい”father”がいて、そいつ死んで、代わりにハイエナが統制し始めて、ボタン押したら動物が苦しんで痙攣してて、そっから帰れなくて、ダグラスはまじで気が狂うな!!!当たり前だよ!と思った。

てか娘はどうなるんだ?血清ないから獣になるんか?あとダグラスは血抜かれて血清に使われてた?の?何に使われてたんだ???利用されてるって言ってたけどあんまり理解できてない、、

「人が獣になる」というテーマそのものに対しては何かしら考えさせられることがあるんだけど、さらっと見れたなあという印象。

俺たちは何なのか、て言ってるシーンとか、火の中になぜ、お父様、て言いながら入るシーンとかはよかったな、彼らの苦悩とか事情が垣間見えて想像できた。
再鑑賞。古典H.Gウェルズ『ドクターモローの島』3度目の映画化。「膨らむ制作費、監督キャストの交代とトラブル続きの制作過程で果たして映画は完成するのか、そして公開された映画は大失敗」と当時の映画雑誌に載ってました。

マーロン・ブランドが出ている時点で『地獄の黙示録』同様に台詞は覚えてこないしヴァルキルマーと喧嘩するはで現場は混乱してたようです。

でも当時劇場で見た時はそんなに悪くなく、むしろ面白かった。『ドクターモローの島』の物語を見るのが初見だったのと獣人メイクバカ映画が好きだったからでしょう。

キャストは白塗りメイクにティアドロップのサングラス姿Dr.モロー役マーロン・ブランド。まるでジャングルで自分の帝国を築くカーツ大佐のセルフパロディ。そして彼のモノマネをするヴァルキルマーが笑える( 不仲だったのでちょっと小馬鹿にしてる感が垣間見れました )。ロンパールマンはいつもの獣人メイクだけどすぐ分かります。

Dr.モローと小人がいつも同じ衣装を着て連れ添ってるのは『オースティンパワーズ』のDr.イーブルとミニミー。同じDr.だし、この映画が元ネタでしょう。

獣人ハイエナが「俺たちは何ですか?」と問うシーンは、今では『ブレードランナー』などに代表されるレプリカントやクローン物の定番だけど、1800年代に『フランケンシュタイン』や『モロー博士の島』で既に描かれていたので、そのルーツの映画化を見るのも面白いです。