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アウトレイジのgockのレビュー・感想・評価

アウトレイジ(2010年製作の映画)
3.5
『首』が良かったので、北野武映画のエンタメ路線が始まった『座頭市』と『アウトレイジ』三部作を久々に観返した
公開当時のことは、思春期とか20代とかの多感な時期に観た初期作ほどファンじゃなくなってたのであんまり覚えてないけど、やっぱり「えったけしがこんなにわかりやすい映画を…」という驚きが凄かった(今となってはナルシスティックな初期作より『座頭市』以降のエンタメ路線の方が好きです)
椎名桔平とか加瀬亮や三浦友和の魅力が凄い……のだが次作、そのまた次作と続いてしまうので死亡してしまう椎名桔平以外の……加瀬亮や三浦友和の魅力は精彩を欠く次作で薄れてしまうけど、この一作だけで終わってたら加瀬亮と三浦友和のキャラは、たけし演じる大友以上にいつまでもずっと記憶に残ってたんだろうなと思った。それはまぁ『スター・ウォーズ』を始めとする人気シリーズにつきまとう宿命なので仕方ない。加瀬亮のバイリンガルビジネスヤクザも次作ではキャラ変わっちゃうので本作の彼は本作だけの魅力

昔書いたブログの感想
http://gock221b.hatenablog.com/entry/2017/08/08/225630
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