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ココ・アヴァン・シャネルのかにのレビュー・感想・評価

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)
3.5
バリバリ働き始めて成功するところが見られると思ってたので結構拍子抜けしてしまったものの(というかタイトルで察せなかったわたしが100悪い)、成功のきっかけとなる出来事が散りばめられているブランド設立前の彼女の物語は純粋に面白かった。これはこれで、という感じ。外から決められた「らしさ」に囚われない姿は誰が見てもかっこよく見えるし、ゴージャスな装飾付きのドレスを身にまとった女性の中で一人シンプルで洗練されたお洋服を着ている姿はキラキラしていた。
見た後余りに気になってココ・シャネルのWikipediaを読んだから満足してるのもあるので、本編だけだとかなり置いていかれてる感は否めない。成功してからの彼女のエピソードもかなり興味深かったから、その辺に触れられてる映画を次は見たいな〜。調べて知った、ストラヴィンスキーとの関係にフィーチャーした映画が特に気になる。

オドレイ・トトゥ、顔が可愛すぎ(私が)好きすぎなのは当然として、感情に合わせて表情が無邪気な少女のようになったり苦労を重ねた大人のようになったり、くるくる変わるのが凄い。オドレイ・トトゥ見たさで再生したけど大正解だった。
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