自前の服で貴族社会に混ざるココの姿は、異世界転生かよってくらい目立ってるし、どの衣装も素敵。
演出としては、バルザンの元へ発つ前のベッドに座ってるシーンと、旅先で海を眺めるココの背中のシーン、ああいう静的な絵が好きなので特に目を引かれた。
ストーリーもフランス映画にしてはテンポ良く進むので飽きずに観られたと思う。
『パリの調香師』でも見たエマニュエル・ドゥヴォスは相変わらず存在感あって良い。過去にはセザール賞では『アメリ』のオドレイ・トトゥに競り勝ったらしく、その二人の共演という意味でも面白いのかな〜(イキリ)