HirotoMori

ココ・アヴァン・シャネルのHirotoMoriのネタバレレビュー・内容・結末

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

316作目(洋画202作目) 『Coco avant Chanel』
(ココ・アヴァン・シャネル)
180621
by DVD rental

Coco Chanelのファッションセンスが確立されるに至る経験や人柄が描かれた作品だ。しかし決して自伝作品、歴史作品とは言えない。というのも彼女の人柄が形成された幼少期の描写はごくごく一部に過ぎず、すぐ娼婦時代に突入してしまうからである。また、ブランド「CHANEL」としての成長は一切表現されず、あくまで前日譚のようなものに留まっている。
また、Boyをかなりの重要人物として描いた点も、どこか安っぽい恋愛ものにも見えてしまう側面にもなっていた。もしかすると人間らしいChanelの一面を見せたかったのかもしれない。
良かったのはやはりAudrey Tautouの演技だ。(決して私の好みではないが、)当時の女性とは思えない自由奔放さを見事に表現しており、『The Da Vinci Code』での彼女とは別人のようだった。


評価2.7/5
HirotoMori

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