につた

グラディエーターのにつたのレビュー・感想・評価

グラディエーター(2000年製作の映画)
3.6
どんな立場であろうと、一歩外に出れば、1人の夫であり、1人の親である。
何千人もの兵を率い、王に寵愛される将軍であっても、家族が全てであり、他はチリと空気に過ぎない。と言えるのはかっこよぎるし、そこに全てを捧げる生き様は潔い。

ただ、若き王が無能で、やることなすこと全て空回りという情けなさは観ていて気の毒になるレベルだった。
でも、王が姉を脅迫するシーンは秀逸。狂い方が尋常じゃなくてよい。
につた

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