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燃えよデブゴン/豚(トン)だカップル拳のizuのレビュー・感想・評価

3.8
サモ・ハン・キンポー、ラウ・カーリョンダブル主演の香港アクション映画。
タイトルに「燃えよデブゴン」とあり、シリーズ6作目となるものの前作との繋がりは皆無とのこと。

槍の達人(ラウ・カーリョン)、刀の達人(サモ・ハン・キンポー)は毎年決闘をし勝利を争っているものの、実力は拮抗し「ならばお互いに弟子を取りその弟子2人を戦わせ、勝った方が勝者だ」というルールで互いに弟子をとる。槍の達人(ラウ・カーリョン)はサモハンを弟子に取り、刀の達人(サモハン)はラウを弟子にとる、というダブル主演がどちらとも一人二役という中々珍しい映画。

もうね、凄い。ずっと戦ってる。ジャケットの地味さからは感じられないほどにスタイリッシュでスピーディーなアクションをする映画で、香港特有のちょいちょいコメディを入れつつ展開して行く。(ラウ・カーリョンはフィルマ記載がブルース・ローになっているが、それはラウの別名義だそう。)

主に槍VS刀で戦っているわけなんだけど、槍師匠ラウの弟子がサモハン、刀師匠サモハンの弟子がラウとのことなのでラウの槍・刀もサモハンの槍・刀、全てが見れるのも良いところ。

終盤ではまた別の敵が出てきてこの師匠弟子の4人が揃う時があるんだけど、かなり違和感のない編集とカットでそういう視点からもちょっと見応えがあった。

終始ずっと格闘アクションしてたり槍・刀使いまくりのハイスピードアクション見れまくりなので気になる人は是非オヌヌメしたい。
師匠の「意」を引き継ぐラストも好き。

視聴 2024年4月12日
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