シネマQ

稲妻のシネマQのレビュー・感想・評価

稲妻(1952年製作の映画)
4.0
高峰秀子一家に対して、香川京子根上淳兄妹が配置されていて、ズケズケと空間に入り込んでいく一家とちゃんと遠慮する兄妹と動きで描写されててさすが。
浦辺粂子が絶品で、ラストも普通ならしんみりさせそうな所をそうはさせない可笑しさで回避する。
一見放り投げてるようで、家族のために良い子であった高峰秀子が悪い子と言われて解放される話になってて上手いなーと思う。
小沢栄太郎のバイクやピアノなどオフの音も。ピアノ、劇伴だと思ってうるせえなあと思ってしまった。すみません。
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