シネマQさんの映画レビュー・感想・評価

シネマQ

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キャンディマン(1992年製作の映画)

4.0

語られる事、恐れられる事で都市伝説は存在出来るって話がまず好きだし美術がめちゃめちゃ良くて怖い。
キャンディマン自体が結構しょぼいから地獄の警備員の松重豊ばりに理不尽理解不能だったらもっと良かったなあ
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

4.0

トニスコかってくらい速い事件の起こり。開始1分、いや始まった瞬間テロリストと喋ってるんだもん。
速けりゃ良いというものでもないけど、ラジオブースから出ないカメラやどんどん荒唐無稽に無茶苦茶になってく面
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.0

一生何も走り出さないのでうんざりする。
やたら多いアップに、何度も挟まれまくるフラッシュバック。ブレラン2049でも思ったけど、ヴィルヌーヴってそもそもSF全く向いてないんじゃないの?なんのセンスオブ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

マット・デイモンパートの断片性。一気に数年飛んだりしてて楽しい。
その後の各パートはシーンの繰り返しと微妙な差異を見せていくわけでそこが肝要な部分なんだろうけど、そんなに上手く行ってなく感じる。そこも
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

4.0

ディズニーのシンドバッドの冒険とかのアトラクションに乗ったような気分。
普通に割ってたらどうなったんだろうと思いながら見てたけどラストの大嘘が素晴らしくて、ここに辿り着くためのワンカットなのかと感動し
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私刑(リンチ)される女(1953年製作の映画)

5.0

いきなりとんでもないアクションから始まって度肝抜かれる。すごい迫力。
かと思えば私刑シーンは簡素でさっと描いて恐怖を煽る。
女対女の戦いのやりすぎ具合がもう最高。カウンター引きずる意味…。
最後のハッ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.5

小松菜奈爆発しすぎてて本当に好き。
話運びも丁寧で恋愛映画であり、青春映画でもあって泣ける。
原作だと店長も恋に落ちそうになるけど、大泉洋はちゃんと大人として接していて気持ちいい。
ラストの切り返し…
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劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(2013年製作の映画)

4.0

テレビシリーズは全く知らないけど、70分も無いランタイムで結構多いキャラ達を捌く手管。
過去と現在と、シームレスな繋ぎ方とか演出も凝ってて面白い。

女の秘めごと(1969年製作の映画)

4.0

フルチの『めまい』。とはいえ死んだはずの女が〜ってとこだけで他はあんまり似てない。めまいみたいなメロドラマは志向せず、ミステリーで止まってる。
趣向を凝らしたショットとか面白いけど、ちょっと物足りない
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タイム・アバンチュール 絶頂5秒前(1986年製作の映画)

3.5

オナニーしてイったらタイムスリップって馬鹿馬鹿しさが最高だけど、ほぼ出オチで未来行ってから絡みのシーンがやたら長い。ロマンポルノ好きだけど別にエロは求めてないのだ。いやでも元々はエロが大事な訳で滝田洋>>続きを読む

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.0

ヴァルダの隣人への温かい眼差しが心地良い。
ただ冒頭とかラストとか脱構築?っぽい感じはあんまり上手くいってないような。

さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

4.0

男に上に乗られ続けた星野真里が初めて自分からセックスに誘う濡れ場は自分が上に乗る。
恋に落ちた瞬間の噴水西島秀俊がめちゃくちゃ魅力的。
ラストの星野真里は本当に本当に最高。
物語があんまり興味出ないけ
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バファロー大隊(1960年製作の映画)

4.5

画面の黒。コンスタンス・タワーズが死体を発見する時の黒、夜の黒、法廷の黒。
法廷劇に回想形式と嫌いな組み合わせだけどとても面白かった。

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

2.5

クリス・コロンバスでどうにもならなかったら仕方ないんだろうなー。
なんで流行ったのかよく分からんシリーズ。子供向けで160分って正気じゃない。

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

5.0

見ろ!娯楽映画の全てをそこに置いてきた。とホークスが言ったかどうかは定かではないけど、ここに全てがあるのは間違いない。
もちろんホークスの最高作とは思わないし、後期西部劇でもリオロボの方が好きだったり
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長い灰色の線(1954年製作の映画)

4.5

序盤の皿割りまくるせいで、タイロン・パワーの近くに皿が積まれてるだけでサスペンスが生まれるとことか、モーリン・オハラとの出会いでグローブぼとぼと落とすところとかコメディ全開で楽しい。
中盤は少し辛いけ
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

4.0

超ロングからジワジワと近づいてきて、交渉決裂からの馬車の通過が決闘の合図になる。土煙の撃ち合い!
ダンスシーンのヘンリー・フォンダは可愛い。

アオラレ(2020年製作の映画)

4.0

もっと激突!してるのかと思ってたけどそんなことは無かった。
ラッセル・クロウの想像以上の殺しっぷりや、メンヘラクレイジーさは中々のもの。
ラストの戦いが拍子抜けだけど、割と楽しめた。

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.5

結構珍しい?ほぼほぼそのままリメイク。
撮影直前にコロナ濃厚接触者になっちゃって、フークア監督自身も劇中のギレンホールみたいなリモート監督になってしまったってエピソードが一番面白い。

NOVO/ノボ(2002年製作の映画)

4.5

断片の運動というか、運動の断片というか。ちょっとダサいサントラが腹立つけど、めちゃくちゃ面白い。
ちゃんとエロいのも良し。

摩天楼ブルース(1979年製作の映画)

4.5

市民の映画で主人公側も敵側もショボくて泣ける。負け犬たちの映画。
ボーリングでテレサ・サルダナが転んで振り返るとこマジで可愛いし最高。
出会いの高低差を反復する階段のクライマックス。
照明も陰影濃くて
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年製作の映画)

4.5

細田守は確実にある時点まで世界を呪っていたはずで、それが死の匂いを画面に刻み込める作家になれた要員だと思う。
そして死のアニメーション作家といえば当然、宮崎駿で、細田守が後継として相応しいはずだった。
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

現在の僕たちの周りに溢れるアクリル板のような遮蔽物のドラマが繰り広げられる。
幼いマドレーヌはガラス越しにラミ・マレックと出会い、ドアを開く事に失敗した事で、氷の下へと閉じ込められる。
遮蔽物を超えて
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山椒大夫(1954年製作の映画)

5.0

田中絹代の最後の背中の丸みが全部を滲み出してて凄い。
久しぶりに見たけど、香川京子のあのショットはやっぱり凄まじい。史上最強と言っても過言じゃない。

母娘監禁 牝〈めす〉(1987年製作の映画)

4.0

冒頭の海と飛び降りがめちゃ好き。飛び降り中の友人との切り返し。飛んでいく風船。
中盤ダレるけど男の服着てブカブカな前川麻子がかわいすぎ。めっちゃ今っぽいファッション。外で寒そうに座ってるシーンとか…た
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組織(1973年製作の映画)

4.5

冒頭の殺し屋来訪からして最高だし、無言の出所も最高。
ジョン・フリンは本質的に抒情的なんだと思うけど、的確でドライなアクションも上手いのが職人らしくて素晴らしい。
まるで青春映画みたいなラストカット。

オルエットの方へ(1970年製作の映画)

4.5

よく笑って転げ回る彼女たちを見てるのは楽しいけど、さすがにシーン長いよ〜と思い始めた頃に凄まじいショットが来るのでロジェの手のひらの上で転がされてる気分。
奇跡のような海岸。ヨット。

我が至上の愛 〜アストレとセラドン〜(2007年製作の映画)

4.5

人を食った描写の数々がもう笑える笑える。
ロメールのエロさ爆発で、遺作でもう大分おじいちゃんだろうに元気満々じゃん。
ニンフもエロいけど、やっぱりラスト。どこまでもエロく、愛の奇跡に感動。
自分だった
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空白(2021年製作の映画)

3.5

事故の容赦なさが凄い。女子中学生あんな風に殺すのは結構ビックリした。
古田新太が一本調子で、終盤の変化のさせ方もちょっと安易なような。
主題やら感情やらを喋っちゃうクライマックスもどうだろう。
出番少
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わが幼少時代のポルト(2001年製作の映画)

5.0

過去のイメージを映画のイメージとして立ち上げる事。それは不可能で失われてしまったと語られるけど、こうして新たな映画が生まれ見る者の現在を揺さぶるんだからまるで奇跡のような。

コロンブス 永遠の海(2007年製作の映画)

4.5

簡素な画面の積み重ねによって流れていく豊かなオリヴェイラの時間。雄大。

御用牙 かみそり半蔵地獄責め(1973年製作の映画)

4.0

前半さすがにぶっ飛びすぎててビックリしたけど、後半佐藤慶率いる盗賊団との戦いが始まってからは宮川一夫の撮影も相まってカッコいい。

座頭市喧嘩太鼓(1968年製作の映画)

5.0

話の始まりになる殴り込みの逆光でシルエットになっての剣裁き。クライマックスでは今度は逆に正面からスポットライト!で照らされる大立ち回り。
太鼓の大きな音でサイレントの世界が生まれる。
三隅研次爆発の様
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あの頃。(2021年製作の映画)

2.5

ひたすらダラダラしてるだけのようにしか思えない。
ドラマチックに描けとは言わないけど、仲間との別れとかすっ飛ばしてどうするんだ?中学10年生からの卒業を描かないでどうやって映画のドラマとして成立するん
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

5.0

一瞬一瞬、荒唐無稽に突き進む凄まじさ。
ケイリー・グラントとキャサリン・ヘップバーンの身体能力にただただ酔いしれる。
ホークスなので当たり前だけど猟師のオッサンとかヒゲ親父とか脇役も楽しくて最高。
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.0

サム・メンデスがアクション撮れないのは百も承知として、やたらとシリアスで深刻ぶってる割にボンドは軽薄でいなくちゃならないのが逆説的で面白かった。クレイグじゃなかったらもっと良かったのかも。
地下鉄ミサ
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