こかだじぇい

アメリカン・ニューシネマ 反逆と再生のハリウッド史のこかだじぇいのレビュー・感想・評価

3.5
2003年公開のドキュメンタリー映画。原題は「A Decade Under the Influence」。
前半はアメリカン・ニュー・シネマの話題だったが、後半は70年代のハリウッド映画の代表作の話になり、スター・ウォーズの大ヒットで終わらせている。
70年代の代表映画を紹介して、その映画の監督たちが自ら、登場してインタビューに答える。巨匠が多数登場する。ただしルーカスとスピルバーグは出演せず。また、ハル・アシュビー監督が、時代のキーマンのようにも思えるが、88年に亡くなっているので登場せず。
俳優で出演しているのはジュリー・クリスティ、パム・グリア、ジョン・ボイト、エレン・バースティンの4名という、謎の人選。ジュリー・クリスティが意識高い系の人なのであった。

映画の出来としては散漫な感じで。期待したほど面白くはなかった。
この世代の監督には、ロバート・アルトマンらテレビ番組出身の監督が多く。ニュー・シネマには60年代のテレビ番組からの影響も大きいと語られていたが。どのようなテレビ番組だったが具体的に紹介されていなかったのが残念。
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