カナダの小さく静かな田舎町。
キリスト教の信仰が厚く、みんな顔見知りだ。
ウォルターはその小さな町の警察署長。
昔は直ぐにカッとなり暴力を奮っていたようだが、洗礼を受け自分を律する毎日だ。
町の子供たちにもお巡りさんとして人気。
しかし、荒々しい頃の彼を覚えている者も少なからずいる。
そんな町である日若い女性の遺体が見つかる。
サスペンスというよりはヒューマンドラマかな。
ゴスペルの力強い歌声と裏腹な静かで敬虔なキリスト教徒の町。
宗教と殺人や暴力。
正義と悪。
小さな町故の色々な噂話。
言葉少ない主人公と、フラッシュバックする過去の暴力。
警官と殺人犯。
被害者の女性の母親の言葉が胸に刺さる。