道中で闊歩のアップは実にいい。注目を値するのは、果てしない原野で、薄い人類は嵐を遭う。この突如来た嵐の前は、主に人々の激しく活動している事を表現して、撮る方法も逞しくする。だが、嵐の後、人々の生活はおのずから、順調に、ぼつぼつ穏やかになりました。まるでこの嵐の現れ、まさしくこの嵐自ら人類の矛盾を収まりに手を出して、これは映画の「境」と私は考えている。まあ、なんとしても、フラーは自然の力に信仰して、そして、自然の力を一旦手懐けて、借りて自分の作品に納まる自信も持っていることは間違いない。
プロデューサーはちょっかいを出したせいで、終盤が崩れた1点を奪われたやけに惜しい。
