四十挺の拳銃の作品情報・感想・評価

「四十挺の拳銃」に投稿された感想・評価

lemmon

lemmonの感想・評価

4.4
なんじゃこりゃ、変わった西部劇😅。


普通、描きこみそうなところを端折って、どーでも良さそうなシーンは割と丁寧に。で、なんで歌やねん🤣。

場面展開の速さ。
これでもかと名ショットを連発する。
ついでにシュールな画も連発。

物語は深み有りだが、全く描き切っていない。
これはあえて?なの?🤔

上映時間は80分もない。
え!?手抜き?狙い?どっちやねん!!
スタンウィックがブッサイクやん😂。
綺麗に撮る気ないやろ😡。



なーのに、観終わると心があったまる。
わけわからん。
これは繰り返し観たい😆。


郵便強盗を追って町にやってきたグリフボネル。40人のガンマンを従える街の権力者ジェシカとの出会いが運命を変える。

ん?合ってる?😅
サミュエル・フラーの西部劇。フラーらしい倒錯的な内容が普通のハリウッド映画になっている。主演のバーバラ・スタンウィックが女ボスと言う点が異色。ラストのガンファイトシーンは感情的な殺戮でシュールな感じ。「映画は、戦場だ!」という言葉を残した職人監督映画だ!
「これは一体何なのだ」的な西部劇の傑作。
主演のバーバラ・スタンウィックが町を牛耳る女ボスを豪快に演じている。冒頭から壮大なフレーミングに圧倒されっぱなし。中盤登場する竜巻のシーンも圧巻。🌪

それにしてもマニアックな…いやむしろ変態的な西部劇だ。タイトル通り「四十挺の拳銃」がどう考えても男の「アレ」のメタファーとしか思えず時折挟まれるシュールな画には思わずプッと失笑してしまう。
この笑えるような笑えないような微妙な感じがサミュエル・フラー節とも言える。🤠

最初から最後まで全く辻褄が合わない不条理テイストは鈴木清順『殺しの烙印』にも近い。そのあまりの突拍子の無い展開の連続には只々呆れるばかり。全映画ファン必見のカルト・ムービー。
「映画はこんなにも自由で良いのだ」と教えてくれる。
cinemaQ

cinemaQの感想・評価

5.0
すごい画ばっかり。
純白のドレスを着た少女が一瞬にして黒いドレスを着なければならない残酷さ。
冒頭の馬群疾走も良いけど、ラストの仔馬も何か予感させて好き。
堊

堊の感想・評価

3.5
どっかで冒頭だけ見たと思ったら去年の『ハリウッド映画史講義』講演会でハスミンが冒頭だけ上映してた。嵐が凄すぎる。延々歩き続けるショットやラストの歩きながらの乱射にも笑ったが、「あの歩き方は…!」って全身見えてるのに歩き方で恐れて逃げてくシーンが異次元で一番笑った。イチャイチャ→首吊り自殺ばーん!→風呂!の繋ぎも躁すぎて頭おかしい。バーバラスタンウイックのツン→デレがかなりかわいい。『大砂塵』のジョーンクロフォードと同一人物と考えて大丈夫なやつでハスミン好きなやつ。DVDジャケ、そこかよ。
aaabb

aaabbの感想・評価

-
最後の駆けていく2ショットがバツグンに素晴らしい。カメラの距離感も素晴らしい。寝ても覚めてもを思い出す。
80分の尺によくこれだけの見どころを詰め込んだものだと感心させられる作品で、しかもさほど無理を感じさせない。特にクライマックスが二度三度訪れるラスト20分には、監督の鬼才ぶりが遺憾なく発揮されている。
大量の馬を投入したド迫力の冒頭や、「ちゃんとセット作ってるぜ、どうだ」と言わんばかりの直線的な長回し、そしてバーバラ・スタンウィックがホントに落馬しているかのような竜巻シーン(しかも彼女、それなりに馬を乗りこなしている)など、映画ならではのフックも多数。また思わずハッとさせられる暴力描写のどぎつさやスピーディな編集に、現代でも充分に通用するエッジィなセンスが発揮されていた。
ただ前半のエピソードから、バーバラ・スタンウィックが郵便泥棒に加担していたように見えなくもなく、それゆえに大団円がいまひとつしっくりこなかったのが、個人的には残念。
フラー4本目。
古き良き西部劇。
タイトルの40挺はきいてきません。

無駄なく渋い西部劇といった感じでしょうか。
アノ

アノの感想・評価

3.0
期待してたほど面白くなかったが、これはVHSだからってのもあるのかな。
冒頭の大群の爆走や中盤の竜巻は大画面かつ良画質でなければ伝わらないだろう。

しかしこのバーバラ・スタンウィックが全然可愛くないのは不満ですよ。
馬上ではイカすのに、ドレス姿の野暮ったさには辟易する。
それで締めちゃうしなあ。
サミュエル・フラー②

荒野の一本道を主人公らの兄弟が乗る1台の馬車が走っていると、女頭領(バーバラ・スタンウィック)に率いられた40人の男たちが乗る騎馬の群れが前方から現れ、馬車の両脇を猛然とした勢いで駆け抜けて行く。驚く馬車馬、埃まみれで呆れた顔の主人公たちと同じく、見ているこちらも唖然とするしかない圧巻の冒頭シーン。
クズな身内の存在が悲劇を招くストーリーはよくあるが、それに対する本作の大胆な決着のつけ方には度肝を抜かれる。
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