ゆうさく

札束無情のゆうさくのレビュー・感想・評価

札束無情(1950年製作の映画)
4.5
作劇の完璧なコマとして役割に従事するキャラクターたち。その役割の簡潔な提示がそのまま無駄のない話運びに繋がっているという素晴らしさ。物語そのものが主人公であるが如く映画が展開していく。
車がとにかくよく走る。この時代にここまで手に汗握らせるカーチェイス撮れるなんて凄い!
銃を喰らった人物の力尽き方も良い。無情感。無情といえばまさに札束無情なラストの札束の散らばり方が良い。
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