のりちり

ちょきののりちりのレビュー・感想・評価

ちょき(2016年製作の映画)
-
映画館鑑賞。

こういう映画を私の住んでいるところでは、なかなか上映してくれない。
なんでもないような人の心の映画を観たかった~

美容院があるのは、なかなかないような可愛い造りの一歩入った商店街。
美容院は、お客さん1人だけ用設計。
音楽も凝っているし、内装はカントリー風で洗髪のボウルは壁にくっついているものではない今風。
美容師の自宅は、古い造りだが、台所は、ちょっと凝っていて、べんがら色の壁がアクセント。
と好きなインテリアはバッチリ観た。

さて、奥さんを亡くした40代の美容師と、奥さんの書道の教え子だった盲目になった高校生が出会う。
お互い足りないものを埋めていくかんじだが、傍から見れば、いい年齢のオジサンが、高校生と遊んでいる風に見える。
盲目の彼女からすれば、容姿は見えないし、心があったかいところが良かったんだと思う。
美容師の人もきっとそう。
恋は年齢じゃないのだ。
周りのやっかみはどうでもいい。
自分の気持ちに正直になろう。

私は下手な美容院のマッサージより本気の気持ちいいのをしてほしいから、この美容院に行きたいよ。
のりちり

のりちり