私の周囲にも「にわかアーティスト」気取りの輩やその取り巻きがいるけれど彼らにこの映画を見せたいなーと思いました。って見せたところで、見せた意図に気づくかどうかだけどw
本作。バンクシーが関わったってだけで評価されたであろう”にわかアーティストMBW”が、一躍大成功を収めたって話でして、そのMBWの作品を見た客のコメントのひどさも然ることながら、当の本人がトップアーティストを気取ってるその様が実に滑稽で、そのくだらなさに呆れる。
で、バンクシーが撮り直したっていう本作自体も、フェイクなのかなんなのか。その辺の曖昧さは逆にとってもアーティスティック。以前見た「フランキーワイルドの素晴らしき世界」くらい「え？実在するの？しないの？」という疑問に最後まで駆られる作品でそれ自体の設定は実に面白かったです。
でもやっぱりMBWのアートはクソだねw
