ティエリーの話を真剣に聞いていたのにいつの間にか「いるいるこんな痛いやつ」に。
OBEYやバンクシーのアートが作られてる所を撮影しているのは興奮した。
本人からインタビューも貰ってるし。(ちゃっかり批評も☆)
ストリートアートって正直同じロゴばかりで中身が無いものかと思っていたし、それを評価する事を「時代を逆らってる事がかっこいい」的な考えかと思ってたけど、見方ががらりと変わった。
バンクシーがダイアナ妃に加工した紙幣を屋上からばら撒きたかったが、実際に使ってもバレなかった事を機に偽造紙幣になるからばら撒くのを辞めた。
と言って事や、
自分たちのアートを見た人たちの反応をティエリーが撮ってたのを見て楽しんだ。
と言うエピソードで、バンクシーに凄く興味を持った。
芸術に魂を込めているが、どこか一線を引いて冷ややかに観客を観ている印象。
好意を逆手に取るとは思わなかったと意外と純粋な彼らは、売名の為にバンクシーやOBEYの名前を使われたけど、悪い言葉でティエリーやMBWを貶さないのも好印象だった。
結果的に、凄く集中して見れたし、面白い作品でした。
1晩で消えるアートを見に英国に行きたい。