完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
　これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。

　とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。

　さて、今回鑑賞した作品は……
　『ボディ・トーク』　LDで鑑賞。
　1992年　アメリカ　　官能ドラマ　　　先客2名様

　ロサンゼルス警察の優秀な警察官であったダンは、実は異常なサディスト。彼のその性癖がもとで同僚に怪我をさせてしまったことから故郷に舞い戻ってきた。彼はそこで昔の恋人ブレンダと再会する。彼女に対する想いが再燃する一方で、自分でも抑えきれない性癖により彼女を傷つけてしまうのではと恐れるダン。
　そんなある日、彼は偶然耳にしたラジオ番組に興味を持つ。内容は「SEXカウンセリング」。悩んだ末に、彼は偽名を使ってその番組でカウンセラーをしている女性精神分析医のクレアに直接相談をすることに。しかしクレア自身もまた異常な性癖の持ち主だった。
　ダンに興味を持ったクレアは治療という名目でダンに執拗に迫る。さらにはラジオ番組が収録されているスタジオでは、あのブレンダが働いていた……。

　変態vs変態のエロティック・サスペンス。
　好きな女性のために自分の病的な性格を治したいと願う男が、格上の変態女に逆に調教されちゃうという感じの、もはやエロゲーのような内容。とはいっても、さほど過激なシーンはない。
　原題は『ボディ・ケミストリー2』だが、前作との繋がりはなし。
　
　ブレンダに自分の性癖がばれるのを恐れる反面、クレアの官能的な罠にズブズブとはまっていくダン。この奇妙な三角関係の行き着く先には、後味が悪すぎる残酷な結末が待っています。

• #レビュー0件映画を鑑賞してみた

3流映画。