漆原

恐怖のワニ人間の漆原のレビュー・感想・評価

恐怖のワニ人間(1959年製作の映画)
2.5
人間の抑圧された記憶を催眠状態で蘇らせるという研究をしている精神科医。ある時彼は興味深い被験者を見つける。
被験者となったジェーンは驚くべき体験を語りだす。

驚くほど作り物感の強いワニの被り物、その上モノクロな為に質感等も不鮮明。
しかし、むしろそれが不気味な雰囲気を醸し出していて悪くない。沼に囲まれた屋敷の禍々しい雰囲気も良い。
ワニ人間が本物のワニと格闘したり、ワニらしからぬ最期には腰を抜かした。

悲劇的なストーリーも哀愁漂う出来で、意外と佳作。
漆原

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