ふろいと

スパイナル・タップのふろいとのレビュー・感想・評価

スパイナル・タップ(1984年製作の映画)
3.1
完全なるフィクションをあたかも実録のように描く「モキュメンタリー」をちゃんと観たのははじめて。

映像全てが嘘にもかかわらずまるで本当のロックバンドのドキュメンタリーのような映画で、無駄にライブのセットがやたら細かかったりなど完成度が高い!
それと大笑いするシーンも多かった。
例えば、ライブセットが貝殻の中からメンバーが一人ずつ入っており、殻を開けて登場する演出があるのだが
ヴォーカル、リードギターと順調に登場していく中、ベースのデレックが永遠に貝殻の中に閉じこめられて出られないまま彼の見せ場が終了するシーンなど声を出して笑った。
このバンドのインタビューでドラムが怪死した経緯や、ヴォーカルの恋人がバンドの今後に口出すなど、有名ロックバンドの出来事をそのままにしたような箇所もあるので、それを見つけながら観るのも楽しいだろうなぁ
あとケツばっかりのこと歌ったあの曲は最高だ!
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