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夢のチョコレート工場のkurtのレビュー・感想・評価

夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)
3.5
ティムバートン版「チャーリーとチョコレート工場」の元になった作品。(ティモシーシャラメの新作はこちらをベースにしているらしい。)

話の展開や起きる出来事はティムバートン版とほとんど同じだが、ウォンカやウンパルンパのキャラクターやいくつかの出来事と終盤の展開が違う。ミュージカル色もこちらの方が強い。
やはり奇抜さはバートン版の方が突き抜けているが、こちらはこちらで普通に面白い。
今作のウォンカはまた違った独特さで味があるし、ウンパルンパに関してはこちらの方が奇抜な気がする。笑 オレンジの肌に緑の髪の毛。

セットや映像効果など、今観ると時代を感じる部分も多々あるが、1971年作としては驚く程先をいっている印象。公開当時は凄く斬新だったんじゃないかな。シュールなファンタジー。
全体的にシンプルにまとまっているので、非常に見易さを感じる作品でした。
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