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スーパーマン4/最強の敵のtoolboxのレビュー・感想・評価

スーパーマン4/最強の敵(1987年製作の映画)
2.5
シリーズ4作目。クリストファー・リーヴ出演のスーパーマンとしてはラストの作品。レックス・ルーサーが再登場し、核兵器から生まれたニュークリアマンが登場。文豪ヘミングウェイの孫娘も出演している。

確か公開当時はまだ冷戦の最中だったかな。世界中の核兵器をスーパーマンが全て廃棄するシーンは良かったが、他は全体的にもどかしい。クラーク・ケントとスーパーマンがすれ違いで登場するくだりが何度も繰り返されるし、せっかく登場した強そうなニュークリアマンもスーパーマンと直接戦うわけでもなく、ニュークリアマンが建物を壊し、スーパーマンが元に戻す。その繰り返し。そんなことをしていないで二人で戦えば良いのに……。ジーン・ハックマンもちょっとしか出演しない。

ともあれクリストファー・リーヴのスーパーマンは優しさと品があって好きだった。この人が出演した『ある日どこかで』も良かったし。いまも生きていらっしゃったら、DC映画にも特別出演されていたのではないかな。ラストでスーパーマンが宇宙へ飛び立っていくシーンが寂しいが、テーマ曲を聴くと希望が湧いてくる。
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