アノ

優しき殺人者のアノのレビュー・感想・評価

優しき殺人者(1952年製作の映画)
4.5
超面白い。怖がらせるロバート・ライアンと怖がるアイダ・ルピノの呼吸が抜群なので、真っ当にスリリング。
美術上がりらしく空間の使い込みが巧みで、扉を開けるために走り出すアイダ・ルピノが柱の陰に一瞬隠れると、出たときにはロバート・ライアンに追いつかれて扉を閉められるくだりの焦燥感が物凄い。
鏡で空間に広がりをもたせる演出も堂に入っている。
ロバート・ライアンはカーペンターのような光の中へ消えていき、アイダ・ルピノは開放された家に入ってくる犬と抱き合い
幕が閉じる。完璧…!

ほんとに死体が瞬きしててワロタ。
アノ

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