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優しき殺人者のjusticeviceのレビュー・感想・評価

優しき殺人者(1952年製作の映画)
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冒頭の死体役が思わず瞬きをしてしまうカットから始まり、バックにはインターナショナル。逃亡して操作場へ。本人が殺した場面もなく、自覚もない為かやたらと、自身の投影のカットが目立つ。見つめ直しのメタファー?鏡、溜まった水、写真立てのガラス、ツリーの飾り。また、やたらと短いネクタイも短気を象徴している様にも思える。あとは2人の演技合戦。亡くなった夫は実はアイダルピノが殺していて、もっとヤバい奴だった!まで想像してたが、そんな事はなかった。ラストも警察だろうけど、きちんと描写しない所が印象的。最初の殺人のフッテージと似てぼやかしている。
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